都市左京区岩倉三笠町。 内科・糖尿病内科・循環器内科「あしだナチュラルクリニック」です。漢方療法、オーソモレキュラー療法などにも対応しています。

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)

夜眠っている時に数秒から数十秒間息が止まってしまう人がいます。
もともと寝ることで体内の酸素は減ってしまいます。しかし息までとまってしまうとさらに体内の酸素は減少します。その低酸素を補うために夜間にも関わらず自律神経である攻撃型の交感神経が作動し、心蔵は心拍数をあげて全身に少なくなった酸素を少しでも多く巡らそうと頑張ります。その結果、眠り自体が浅くなり翌日に異常な眠気を生じたり、倦怠感や集中力の低下を引き起こします。これによってかつて大きな交通事故がおこり社会問題になりました。

なぜ眠ることで息が止まるのか?それには2つの原因があります。1つは首周りの脂肪などによって、寝ることで気道を機械的に閉塞してしまう閉塞型というものです。もう一つは高齢者に多いのですが脳の呼吸中枢が眠ることによって機能低下し呼吸をやめてしまう中枢型です。

いずれの型も睡眠時無呼吸症候群の診断には、実際の睡眠のときにどれくらい息が止まっているかを再現する必要があります。当院の検査法は、折りたたみのマットをご自宅にもって帰っていただき、ご自身のふとんの上にそれをしいてその上に一晩眠っていただくものです。そのマットがセンサーになっており、呼吸が停止した回数を自動でカウントします。その回数によって重症度が決定し治療法が決定されます。

私たちは、重症な方にはCPAP療法を提案しています。これは呼吸がいつ止まっても良いように、常に空気を肺に送るマスクを付けて眠るというものです。「マスクを付けて眠るなんて」と慣れないうちは抵抗がありますが、なじんでくると手放されなくなり旅行などに持参される方もあります。もちろん医療保険の適応があります。私たちは現在20名以上の方の治療を継続し行っています。

一方、これらは肥満に基づくことが多いので、肥満治療も合わせて行っております。

以下に記載した症状を自覚されている方は一度検査をしてみてください。

  • 夜中に
    ・睡眠中の呼吸停止を指摘される
    ・いびきを指摘される
    ・眠りが浅く、途中覚醒が多い
    ・寝汗をかく
  • 朝に
    ・口が渇いている
    ・頭痛がする
    ・肩が凝る
    ・体が重い
    ・熟睡感が無い
    ・血圧が高い
  • 昼に
    ・強い眠気がある
    ・疲労感がある
    ・集中力が無い
  • 見た目には
    ・肥満
    ・首が短い
    ・首が太い
    ・下あごが小さい、小顔
    ・下あごが後方にひっこんでいる
    ・歯並びが悪い
    ・舌や舌の付け根が大きい

クリニック情報Clinic Information

診療時間
午前 9:00~12:00
午後17:00~19:00

休診日水曜午後・土曜午後・日曜・祝祭日

〒606-0008
京都市左京区岩倉三笠町239

叡山電鉄鞍馬線「岩倉」駅より 徒歩約5分 京都市営地下鉄烏丸線「国際会館」駅より 徒歩約10分

駐車場完備(11台)

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